S様が成功できた理由

さて、私のお客様のお話をさせて頂きます。

 

S様とのご縁は約三年前。S様が24歳のときです。

 

最初の面談時は、お世辞にも家を持つ方には見えませんでした。

 

具体性が何もなく、自己資金もほとんどない感じ。

 

あったのは「夢」と「希望」。そう、それが大事なんです。

 

で、

 

なので、面談時も『ただ、憧れで見に来た』と言っていました。

 

その後いくつかの物件を巡り、現地をご案内した後、資金計画を立てると

 

支払いは月々76,000円

 

今の家賃から7,900円頑張れば、家を持つ事が可能だったのです。

『これなら支払える!』と、やる気になったので話を進めて

 

無事、マイホームを持つに至ったのです。

 

それから一年後、彼から連絡を頂きました。

 

なんと彼は主任になったのです。

 

そんなに早く主任になった人なんて、今までいなかったと言うのです。

 

しかも数ある先輩差し置いてです。

 

S様は高卒。

 

大卒の人よりも、先に出世したのです。

 

勿論、主任になった要因がすべて家を持ったことだ、なんて

 

言うつもりはありません。彼の実力でしょう。

 

ただS様本人の口から

 

『自分の力で家を持った事によって、自信がついた』と言うのです。

 

まさに誇りです。勘違いかもしれません。でも、そうだったとしても

 

それでいいのです。“若さ”というものは、

 

勘違いを桁違いの力に変えてしまうことが、往々にしてあるのです。

 

またS様はこうも言い放ちました。

 

『あの日、マイホームの一歩がなかったら、今の私はありません。』

驚いたことに、月々12万円も家賃を払っている人だった!

不景気、デフレ、不況で不動産価格は、ピーク時の約半分ですが

 

家賃相場には変動がないことをご存知でしょうか。

 

なんと、あのバブル経済の時と大差がないのです。

 

当時はその家賃並の支払いでは到底、家を持つことなんて

 

有り得なかったわけですから。

 

どうしてかって言うと、単純に物件価格が高かったからです。

 

ところが今は違います。

 

新築戸建でも8~9万というのも珍しくありません。

『お金が無くて・・・。』

という方も実は家賃並で自分の家が持てるのです。

 

ところで『37才でマイホーム持っています。』というのと

『27才でマイホーム持っています。』というのではどちらが

聞こえがいいでしょうか?

 

答えは言うまでもないでしょう。

 

20代で自分の家を持った方が、聞こえがいいに決まっています。

 

友達の中で一番最初に家を持った、なんて心奪われるじゃありませんか!

 

快適な家に住んで、楽しい家族との生活を送り、尚且、出世までしてしまう。

 

これを人は、幸せと呼ぶんだぜ!

『あの野郎、悔しいけど世渡りが上手いなっ』

かつての同僚が順調に出世している

 

同じ営業所にいた時は、

大して力の差はなかったのに・・・・

なんであの野郎は、偉くなったんだ?

 

その理由はこれしかありません。

それは彼が既に「マイホームを持っていた」

からなのです。

 

何故、早く家を買った彼が上手くいくのでしょうか?

それは、当然早めにローンを組んだ為に、

家賃をドブに捨てる様なことはしなくていい、

という金額的なこともあります。 

 

しかし、これはそんな小さなことを

意味してる訳ではないのです。

 

大きな決断の先に、

自分の持ち家があるという事実そのものなのです。

 

人の一生には様々な段階があります

まず最初の段階は"結婚する事"だと思います。

 

『独身の時と、あの野郎違うよな』

という方も多いのではないでしょうか。

 

独身時代とは責任感が明らかに違ってきます。

次の段階はやはり"ジュニア誕生"のときです。

 

人の親になる事で、

もの凄い勢いで成長するものなのです。

 

二人の夫婦は、男から父に、

女から母になるのです。

 

そして第3の段階はマイホームを持つ事なのです。

 どうして、家を持つ事で段階が上がるのか?

 

それはまず家族で生活をする時間が、

濃いものになるということがあります。

 

また、アパートで生活をしていたときの様に

子供の声がうるさく、隣から苦情がくるんじゃないかと、

 

心配していた日々が安心の日々に変わったということ

 もあるでしょう。

 

そういった物理的なことも、

かなりの割合でありますが、

一番大きいのは自分の家を持ったという誇りなのです。

 

マイホームを早くに持った人が、

会社等で出世する理由は

まさにこの誇りなのです。

  

例えば、住宅ローンの審査に落ちて、

家を買えない方は仕方がありません。

 

しかし『決断できないとか、まだ早い』とか

あいまいにしている方は、

本当にに意味がないことをしていると思います。